
世の中には、様々な車止めがあります。例えば公園の入口で、公園に車が進入するのを防ぐために置かれたり、また、駐車場などで、車が歩道に入ってこれないようにするために置かれたりします。しかし、一口に車止めと言っても、実は、その形には様々なものがあるのです。では、実際、どのようなものがあるのでしょうか。
リフター
まず、よく見かけるのは、リフターと呼ばれるものです。これは、棒状のものが、一定の間隔で地面から生えるように設置されており、その間をチェーンでつなぐことで、車の侵入を防ぐというものです。使わないときは、地面に収納できるため、便利です。地面に収納されたリフターを見たことがある方は多いでしょう。
アーチ
公園の入口などでよく見かけるのが、アーチです。文字通り、アーチ状の頑丈な柵がいくつか置かれることで、車の侵入を防ぐことができます。また、自転車などのスピードを抑制する効果もあるため、事故を減らすことができます。安全策としては、非常に高い完成度であると言えるでしょう。
ガードコーン

ガードコーンは、車の侵入を防ぐことはもちろんのことですが、その際に、車にダメージを与えにくいことで人気です。なぜなら、ガードコーンは他の車止めに比べて、非常に柔らかい素材で作られているからです。また、その色合いも鮮やかなものが多く、見えやすいため、事故防止に役に立ちます。
ピラー
車止めの中でも、特に使いやすく、分かりやすいのがピラーです。ピラーは、平たく言えば、単純な柱です。リフターと同じように、棒状の形をしていて、それを一定間隔で配置することで、車が歩道や建物などに侵入することを防ぎます。リフターと異なる点は、地面に収納できない点です。その分、不便なのではないか、と考える方もいるかもしれませんが、しかし、地面に収納するという選択肢がないことで、いちいち悩まなくても良い、という楽さがあります。ピラーには大型なものもあり、工場や倉庫など、大型の車両が行き来するような場所で使われます。また、最近は、ブレーキとアクセルを踏み間違え、駐車場から建物に突っ込んだ、というような事故を無くすために、駐車場と建物の境目に設置する、というケースが多いです。
まとめ
車止めには様々な種類があり、ステンレス製のものや、スチール製のもの、また、デザイン性にも凝っていて、和モダンなデザインのものや、クラシックなデザインのものなどがあります。また、ピラーの上のほうに、小さい人形のようなものが置かれたデザインのものもあります。つまり、設置する場所の雰囲気を壊さないような車止めが沢山あるため、安心して使えるということです。
ぜひ、車止めを使いこなし、事故の少ない社会にしましょう。